2022年9月25日1:42・日。晴れ。①市長選が終わって3週間。市長の初登庁から1週間。昨日の夕飯をマコとユックリと久しぶりに食べた。畑の話、野球の話などをしながら。喜寿のお祝いの電話・メールやプレゼントを10人の方から頂いた。素直に嬉しかった。あー、こんな感触は久しぶり。本人もここまで生きるとは思わなかった。「余生を捧げる」なんて大げさなことは思わないが、お世話になった方々に何らかの「お返しをしたい」とは思う。どんな形であれ、出来れば良いなぁ、と。 ②昨日、久しぶりにM君と会って、色んなことをしゃべった。M君は60歳。工業高校を出て、印刷工に始まり、私の選挙を手伝ったり、警備員をしたりと様々な職に就いていた。今は小さな介護施設の運転手をしている。貯金もなく、年金は殆どない。彼は言う。「何でこうなったのか、と自問している。理由は一つや。誰でも出来る仕事しかしてこなかったからや」と。また彼は、10年ほど前に、就職しようとして115社に応募したが、腰痛を抱えていたので最終面接まで行ったのは9社だった。そこで採用かと言うときに会社から最後に要求されたのが「保証人」。「保証人なんかになってくれる人なんかいるわけがないやん。親も兄弟もおれへんし。『就職差別はダメ』と役所は言うが『保証人』をクリアできない人がいることを忘れている」。身につまされる話だ。で、結局全部ボツ。私の知る限り、ギネスもん。また会うことを約束して別れた。お返し、出来るかな?と思いながら。
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