10月26日19:15・金。曇り。①今日は、「イノシシ」に振り回された一日だった。本来の予定は、校区福祉委員会の主導で、午前中に交野小学校の子どもらと、「昔の遊び」をすることだった。ところが、出かける直前に、市環境衛生課から電話。「クリーンセンターの前の天の川に、イノシシが泳いでいて、助けてあげてほしいという電話が、市民からあり、今から行くのですが、同行して欲しい」と。行かないわけにもならないので、「イノシシ」を優先した。猟友会のNさんにも電話して来てもらうことにした。行って見ると、成獣のイノシシが沈砂池を泳いでるではないか! 左岸で見ているとイノシシは、私の目の前に来て立ち上がった。大きい! 体長1.2メートル・50~60キロもある大型。見ていると、右岸にある階段を駆け上り、管理用の扉に「ガシャンガシャン」と2度体当たり。諦めたのか、下流の階段を駆け下りて、「天の川トンネル」の中へ走っていった。通報を受けて来ていた警察官は、「私らには何も出来ませんので帰ります」。どうするかを「悩んだ」けれど、どうしようもない。管理用扉を見ると、ヘシャゲていた。もう1回、体当たりをされていると、どうなっていたか分からない! イノシシは夜行性なので、どうすることも出来ず、昼前に市も我々も散会した。そして2時ころ、市からまた電話。「府の担当者が4時半に現場に来るので、来てください」と。駆け付けたけれど、何もすること無し! 誰が連絡したのか、関テレの取材陣が3人来ていた。状況を色々と聞かれた。「どこから来たの?」「今後どうする予定?」「イノシシの映像は取れる?」「救助策は?」など。「奈良か四条畷の畑から川に入ったのでしょう。今後の方針は未定。映像は危険なために取れません。救助策はなし。元来た道を戻ってもらうしかありません」と返答した。Nさんは、「イノシシは有害鳥獣やで。保護鳥獣と違う」と言っていたが、その通りだ。来た道を帰れなければ、イノシシは餓死するしかない。可哀そうだけれど。最後の対応は、大阪府に任せ、我々は解散した。疲れた!
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