原発被害で福島県の私立幼稚園全員が疎開し、東電に80億円の損害賠償を請求する。円高で76円台に入った。自公が、10月に子供手当の廃止を民主に要求、児童手当に民主より低い所得制限の導入を主張。生活保護受給者が202万人を突破。なでしこジャパンが国民栄誉賞に。韓国ウルルン島へ渡航予定の自民党国会議員3人が韓国入国を拒否される。米国、債務不履行を回避。シリア、国連安保理で制裁を協議。……。
ものすごい情報だ。すべて影響するが、交野市民に直接影響するのは、子供手当と生活保護か。色々な市民から話を聞くのが、生活保護の問題。国民年金満額受給者より、保護費の方が高いという矛盾。保護費を下げろということでなく、まじめに国民年金をかけて来た人が、バカを見ているという実態に腹が立つ。30年ほど前に、市民相談会を開いた。来られた高齢者の方が、「夫婦で13万の生活をギリギリやってきた。妻が病気になった。治療費が出ない。入院をさせられないんです。どうしたら、……」。当時は今よりも医療制度が不十分だった。私「年金を返納して、生活保護を受けては…」しか言えなかった。議員になって5年位の時、64か5の方が見えた。「先生、生活保護の申請の支援をしてほしいんや。わし、若い時、4〰50人の人を雇って事業してたんやけど、北や南でみんな使ってしもた。羽振りよかってんでぇ。年取ったからそんなんもうええねんけど、飯食われへんねん。地元のTに言うてもええねんけど、あいつ、あんまり出来ようないやろ。そやから先生とこきたんや。たのむわ」。むかっ腹が立った。私「私、何も出来ませんわ。お宅、直接、福祉事務所に行ったら」。
後、どうなったかは知らない。それから5年ほど後。高齢で体を悪くした方がある人の紹介で来た。まじめそうで気の弱そうな人。「飯場を放り出されましてん。病気した途端、仕事ない、言われて」。紙袋二つが全持ち物。
保護申請をすぐにしようとしたが、条件が色々とあって、中々進まない。まず、寝る所の確保から。何とか受給出来た。少し元気になり、仕事の注文が入るようになった。キッチリと収入の報告をしていたそうだ。こんな方の手助けならいつでもしたい。今日はここまで。