2021年1月27日23:35・水。曇り。①今年に入ってよく父母のことを思う。後期高齢者の仲間入りをしたが、親父も母もそれから20年という歳月を生きたのだ。だから友人たちに、「お前もあと20年あるんや」と言われる。親父が75の時、何をしてたんかな?と思う。確か、75の前に直腸癌を患いながら、詩吟・書道をし長寿会でカラオケをしていたなぁ。詩吟・書道はそれなりの地位にいたが、カラオケは私の耳で全くダメだった。カラオケを詩吟調で歌うのだから。それでも必死になって?練習していた。今も押し入れに沢山のテープが残っている。それと旅行が好きだった。機会があると参加していた。その写真が山ほど残っている。それに、書道関係の書籍。テープも写真も廃棄できずに未だに残っている。自分の「終活」をしなければならないのに。母のものは何も残っていない。亡くなった時に残っていたのは、着物と折り紙。着物は人の手に。折り紙は、七夕まつりの飾り物に。箪笥と鏡台だけが残っている。一文にもならないが。父母と同じように20年も生き永らえるとは思わないが、父母のことを思い出す。父方の「ルーツの旅」も中途半端に終わってしまった。坂の姓も私の息子で途絶える。いとこも子供に男子がいない。父の出身地の島根も絶えたそうだ。違う坂姓は生き延びているみたいだが。
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